中日ドラ1鈴木の大きな課題 “省エネ投法”をマスターできるか

2018年02月10日 16時30分

お疲れモードの鈴木博志

 中日のドラフト1位・鈴木博志投手(20=ヤマハ)が9日、沖縄・北谷キャンプで初のフリー打撃登板をし、堂上、井領に真っすぐを中心に47球を投げ込んだ。最速157キロの触れ込み通り、この日の最速は大台超えの151キロ。平均でも147~48キロを計測するなど力強い球が目立った。

 一方でワインドアップ投球では高めに大きく外れる制球難も露呈。ただこちらは「マウンドがブルペンよりも高くて硬い」ことと原因ははっきりしている。連日の走り込みで両ふくらはぎがパンパンで「痛くて(硬い)マウンドが掘れなかった」という。疲労さえ抜ければ改善していきそうだ。

 もっとも鈴木博には別の大きな課題があると編成関係者はいう。「彼は社会人で1年間まともにやった経験がないんだよ。プロの長丁場で投げるにはそれなりの投げ方をしないといけないけど、それがまだわかっていない。そこを会得しないと長くこの世界でやっていけない」と危惧する。本来であれば、いずれはリリーフをするにしても1年目は二軍の先発で多く投げるのがベストだという。ただ「こんなチーム事情では現場にそんなお願いはできない」(編成関係者)。

 鈴木博はキャンプ、オープン戦を通して、長いシーズンを乗り切る“省エネ投法”を見つける必要がありそうだ。

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