マー君 侍フォーム固め

2013年01月30日 10時56分

 楽天の田中将大投手が29日、仙台市内のKスタ宮城の室内練習場でトレーニングを公開。今年に入って初めてのブルペン投球を披露した。

 この日の午前中に球場入りし、トレーニングルームで入念なストレッチを行った田中は、室内練習場でもランニングなどでじっくり体を温めると、グラブを手にブルペン入り。「自主トレ中は平地で強めのキャッチボールをしていたくらい。マウンドに立つのもスパイクをはくのも初めてです」。WBCの公式球を使って約30球。軽めではあったものの、キレのある直球をブルペン捕手のミットに投げ込んだ。

 静岡でチームメートとともに行った自主トレではウエートトレの量を例年より減らした。その意図は投球フォームの修正だ。「去年はけがをして自分の投げたいように投げられなかった。もう1回自分の投げたいフォームで投げようと思っています」

 昨年の今ごろはダルビッシュとの合同自主トレで体重移動の仕方をアドバイスされ、フォーム改造に着手。だが、しっくりこず、キャンプ中に“ダルフォーム”を断念した。その結果、右肘、腰に違和感を覚え離脱。開幕投手は務めたものの、シーズンに入ってからもけがに泣いた。「(沢村賞を獲得した)2年前に戻すとかではない。日々変わっていますから。ただ、去年のは違うと分かっている」。WBCも控える今季の久米島キャンプでは“侍フォーム”完成を目指す。

「しっくり来たことはないけど(いい時の状態を)呼び覚ましていけたら」。WBC、シーズンと大車輪の活躍が期待されるなか、日本のエースは今季のフォームを完成させることができるか。