中日・松坂“いいとこ取り”で開幕ローテ狙い

2018年02月09日 16時30分

ノックで軽快な動きを見せる松坂

 メジャー流スロー調整で開幕ローテーション入りを目指す。中日にテスト入団した松坂大輔投手(37)は8日、キャッチボールもせず完全なノースロー調整。前日7日は3度目のブルペン投球をしており、これでブルペン入りした翌日は休日も含めて投球を封印するスタイルを貫いている。

 松坂は「この先はどうなるか分からないけど、このキャンプはそうしようかなと思っている」と言う。もともとは投げ込んで肩をつくるタイプだが、右肩痛を再発させるわけにもいかない。決して無理はしない考えだ。

 キャンプ中に全くキャッチボールをしない日が何日もあれば、逆に感覚が鈍ったり、不安になったりするもの。しかし、松坂の西武在籍時の兄貴分でもある友利国際渉外担当は「メジャーでは普通のこと。大輔は米国ではこの調整法を嫌がっていたが、中日では任されているのに、あえてメジャー式と日本式のいいとこ取りをして、いろいろ考えてやっている」と心配していない。

 とはいえ松坂は小笠原や柳、笠原、鈴木翔といった若手とのシ烈な先発枠争いに勝ち抜かないといけない立場。どこかでギアを上げる必要もありそうだが、平成の怪物は「若手には若手にできるペースがあると思う。僕は年齢のことを考えないといけないと思うし、僕ができるペースでやっていく」と焦った様子は全くなく「一番自分が頑張るつもりでやっている。開幕にどうにかして残れるように頑張ります」と静かに闘志を燃やしている。