阪神・大山の猛アピールに侍・稲葉監督も絶賛

2018年02月08日 16時30分

大山は紅白戦で猛アピール

 阪神の大山悠輔内野手(23)が沖縄・宜野座での春季キャンプ初実戦となった7日の紅白戦で猛アピールした。「5番・二塁」でスタメン出場すると第1打席の中前打を皮切りに3打数3安打の猛打賞。挑戦中の二塁守備も軽快な動きでこなしてみせた。

 視察に訪れた侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)も「長打力も期待できるし追い込まれながらもライト前に打っていた。見に来るタイミングで紅白戦があってそこで打つ。縁というか運を感じる」と絶賛。金本知憲監督(49)も「対応力がある。もともといいものは持っているが、かなり成長している」と目を細めるばかりだ。

 3月に行われるオーストラリアとの強化試合(3日=ナゴヤドーム、4日=京セラドーム)での代表候補入りをしている大山だが、紅白戦前の両指揮官によるトップ会談では虎将直々に「大山がいいんだ!」と猛プッシュ。そんな異例の行動も大山の成長に手応えがあるからこそ。チーム内からの期待も大きい。「うちの野手で代表入りするのは2013年WBCの時の鳥谷以来。それだけの期間、日の丸を背負える力がある野手が出てこなかったということだが、ようやく大山が出てきてくれた。新たな阪神の象徴としてしっかりやってもらわないと」(球団関係者)

 前回の17年WBCでは藤浪晋太郎投手(23)、昨年11月の稲葉ジャパン初陣には石崎剛投手(27)が選出されたが、野手はここ数年お呼びが掛かることはなし。阪神=野手はイマイチという負のイメージを回復するためにも大山の活躍は不可欠なのだ。

「実績のない僕を見てくれているのはありがたいが、まずはチーム内で勝つことが大前提。まずはチームで試合に出なくちゃいけないのでしっかりやりたい」と話す大山だが、代表定着なるか。