ソフトバンク新人が「カツ男」連呼 会場沸かせた裏に球団の“密命”

2018年02月06日 16時30分

カツオを持って「カツ男~!」と絶叫する増田

 ソフトバンクと巨人の新人5選手がキャンプ初の休日となった5日、宮崎中央卸売市場で行われた10日の巨人対ソフトバンクのOB戦(宮崎)のプロモーションを兼ねたイベントに参加した。

 近海カツオ一本釣り漁業日本一を誇る宮崎カツオにあやかっての異業種交流は寒波の影響で気温5度を下回り、漁業関係者も顔を引きつらせたほど。そんな中で会場を沸かせたのが、鷹の新人きっての盛り上げ役、ドラフト3位の増田珠内野手(18=横浜)だ。尊敬する松田宣浩内野手(34)の鉄板パフォーマンス「熱男!」をもじった「カツ男!」を連発。これに鷹のルーキーたちが続き、最後はGの新人たちもなぜか「カツ男!」と絶叫した。

 増田を筆頭に、鷹のルーキーが巨人勢より元気だったのにはワケがあった。新人体験を前に「巨人よりも今日は目立ってこい」との“密命”を受けていたのだ。かねて球団は「実力は一流でもまだまだ全国区にはなれない」との課題に頭を悩ませ続けている。王貞治球団会長(77)も近年は公の場で「全国区の壁」を憂う発言をするなどソフトバンクにとって「ローカル球団卒業」は積年のテーマ。しかもこの日は屈指の露出度を誇る巨人とのコラボ。意図的に目立とうとしたのは言うまでもない。

 王貞治、長嶋茂雄、松井秀喜、野村克也…球界のレジェンドが集結するOB戦を盛り上げる“前哨戦”は、松田2世の活躍で鷹が制した格好だ。

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