中日・松坂“二刀流” 森監督は“打撃コーチ”の役割も期待

2018年02月02日 16時30分

ツーショット写真を狙う山本昌氏(右)にうれしそうな松坂

 中日にテスト入団した松坂大輔投手(37)が1日、沖縄・北谷でキャンプインした。背番号「99」のユニホームを初披露し、兼任コーチとなった岩瀬のノックを受けるなど汗を流した。ブルペンには入らなかったが「明日(2日)は入ろうかなと思う」。だが、投手だけでなく「打者・松坂」として打てない中日投手陣のカンフル剤となることも期待されている。

 1月23日の入団テストの際、松坂は「森監督からはバッティングを教えてくれと言われているので、そっちの方でも頑張りたいと思う」と語ったが、指揮官は本気だった。キャンプ中に松坂にフリー打撃をガンガンやらせて、投手陣のお手本にするという。さらに昼のランチ特打で松坂とエース左腕の大野雄を同時に打撃ケージに並べて打たせるプランもある。

 昨季途中まで投手コーチを務め、松坂から兄貴分として慕われている友利国際渉外担当は「打てない投手、打てる投手の差をみんなに分からせる狙いだと思う。打てないと、自分たちがどんだけみじめなのかがはっきり分かるだろうしね」と指揮官の狙いを明かした。

 昨季はエース左腕の大野雄が48打席、吉見が24打席、若松が10打席でいずれも無安打。小笠原は37打席1安打、鈴木翔も20打席1安打といずれも打率0割台と先発陣の打撃は散々だった。

 一方の松坂は打撃もよく、高校通算本塁打は14本。パ・リーグの西武ではあまり打撃を披露することがなかったが、2002年の日本シリーズでは「7番・投手」で出場し、06年の阪神との交流戦では特大2ランを左中間へ放り込みプロ入り初本塁打を記録している。

 松坂は友利渉外担当に「打撃練習で下半身を鍛えたいし、打撃をするのが好きだし、メジャー時代もレッドソックスでは打撃練習をしたかった」と語っているそうで、平成の怪物の“二刀流”から目が離せない。