ヤクルトの浦添キャンプは初日から猛練習だった。4年ぶりに復帰した小川監督は「(これまでとは)練習量が違う。厳しいと思うが、けがをしないようにレベルアップしてほしい」と期待を込めた。ウオーミングアップが終わるといきなり12分間走を行い、守備シフトや投手と内野手の連係プレーの確認、シートノックと矢継ぎ早にメニューをこなした。打撃練習は3人一組のグループが6種類の打撃メニューをローテーションで回るハードな内容。選手は汗と泥にまみれたが、宮本ヘッドコーチは「不満もある。もう少し緊張感を持ってほしい。(声は)もっと出るはずだ」と厳しい注文を付けた。