中日のレジェンド杉下氏が松坂に下した指令とは…

2018年02月01日 16時30分

緊張した表情で球場入りする松坂

 フォークの神様が中日にテスト入団した松坂大輔投手(37)にキャンプでの“投げるな指令”を発令した。中日は31日、沖縄・恩納村の一軍宿舎でキャンプイン前日恒例の全体ミーティングを行い、森監督や松坂ら選手に加えて、今キャンプで臨時コーチを務める杉下茂氏(92)も出席。ミーティング後、復活を期す平成の怪物について熱く語った。

 ここ3年間で、松坂は一軍登板が1試合のみだが、合同自主トレでは早速30日にブルペン投球を披露した。これに杉下氏は「無理する必要ない。(キャンプイン後も)自分の気が向いたときに今日は少し放ろうかなで、いいんですよ。それだけのキャリアのある人だからね。2月のキャンプなんかやらず、3月中旬ぐらいからキャッチボールを始めたっていいんだ」と言って豪快に笑った。

 杉下氏も松坂と同様に右肩を痛めたことがあり「たばこを吸うときでも痛かった」ほどだったという。その経験を踏まえた上で「とにかく西武のときの松坂投手の球を見たときはホレボレした。あんなにいい球を放っていたのに米国から帰ってきて投げ方を見たらがっかりしたけどね。腕を振るということより痛いから上体と一緒に腕を振っちゃっていた。故障すると投げ方が小さくなっちゃう。それを克服することが一番大事。足腰、土台がしっかりしないと、肩が悪いと、上体ばっかりで下(半身)を忘れてしまう。大きいスローイングをすることが大事」と力説した。

 杉下氏は松坂とは「今日(沖縄に)来たばかりでまだ全然話をしていない」そうだが、直接アドバイスを送る用意もあり「(今シーズンを)楽しみにしているよ」とニヤリ。フォークの神様から金言を受けた松坂が果たしてどんな結果を残すのか楽しみだ。