広島のドラフト1位・中村奨成捕手(18=広陵)が“スイーツ中毒”に陥っている。

 合同自主トレで先輩ナインと早くも打ち解けつつある中村奨は「先輩のサインが欲しいです」と冗談を交えながらも「いい雰囲気で練習ができている。もっとなじんでいけたら」と意気込んでいる。「開幕一軍」に向けて猛アピールを続けているが「1年目で何試合でもいいので、一軍の雰囲気を味わいたい」と焦らずレベルアップを図る一面も見せている。

 そんななか、期待のドラ1は選手寮に入ってから好物のスイーツに手を伸ばしまくっているという。高校3年間も寮生活を送っていた中村奨だが「(プロの寮は)門限はありますけど、そんなに厳しくないです。外出するようになった? そんなにしませんけど、コンビニによく買い物に行きます。プリンが好きなんです」と緩和された生活を満喫している。

 お気に入りはプッチンプリンで「1日3個はペロリと食べられます。あまり食べすぎるとおなかを壊してしまうかもしれないので、それ以上食べませんが、毎日食べても飽きないんです(笑い)」。これは高校生活の反動が大きいと自己分析している。「高校の寮の食事で甘いものはほとんど出ませんでした。プリンなんて帰省した時に食べたくらいです」

 また、入寮してから買い出しが増えたことで「部屋に冷蔵庫もあるし、いっそのこと30個くらい常備しようかなと思ってるんですよね」とひそかな野望を打ち明けた。

 練習は一切手を抜かない背番号22だが、甘い誘惑には勝てないようだ。