巨人を自由契約となった村田修一内野手(37)が24日、日本ハム入りが決まった実松らと神奈川県内で行っていた自主トレを打ち上げた。

 NPB球団からのオファーを待つ日々に変わりはないが、状況は刻々と変化。現在は独立リーグ球団入りを具体的に視野に入れている。すでに数球団から連絡が来ていることを明かし「(NPB球団から)1月中にキャンプに参加してくれとか、テストにという連絡があればよかったんですが、ここまでないということは次のステップに進まないといけないのかな」と心境を口にした。

 新天地選びに関しては、今年中のNPB復帰の可否、家族の生活との兼ね合いなども熟慮して決める。金銭面に関しては「言える立場にはない」とし、独立リーグならではの地域貢献活動への興味も湧いているという。
 当面は新たな自主トレ先探しを含め、イバラの道が続くことにも「どんな状況にしろ前を向いて、父親として、家族の大黒柱として、しっかりとした選択をして前に進みたい」と力強く語った。

 その一方、この日は同い年の松坂大輔投手(37)の中日入りを祝福し「どういう形であれ、ユニホームが着られることが一番。そういう意味では大輔は良かったと思います。一軍で投げる姿をまた見たい。僕も早く同じ舞台に戻れれば」。果たして松坂のように村田に吉報が届くのはいつになるのか。