【プロ野球大将】「正直、勝つ自信ありません」人柄にじみ出た言葉発した真中前監督

2017年12月29日 11時00分

ファンの声援に応えながら球場を去る真中監督

【プロ野球大将 弱気大将:真中満ヤクルト前監督】球史に残る“捨てゼリフ”といえば、元阪神投手・江本孟紀さんの「ベンチがアホやから野球がでけへん」に、2年連続最下位でロッテ監督を退任する際の記者会見で近藤昭仁さんが言い放った「もっと強いチームの監督をやりたかった」。それに匹敵するインパクトを残したのが、今季限りで退任した真中前監督の「来季、もし1年(チームを)預かったところで正直、勝つ自信はありません」という発言だ。

 偽らざる本音であることは疑いようもない。就任1年目の2015年にリーグ制覇したものの、強力打線を支えた畠山や川端らが相次いで故障。投手陣も若手が育たず、規定投球回をクリアしたのが助っ人のブキャナンだけという惨状で、確かに上がり目はない。

 球団からは慰留されていたが、勝つ自信がない中で引き受けるのは「失礼だ」との思いから退任を決断した。生真面目な人柄がにじみ出た、真中前監督らしい言葉でもあった。