広島ドラ1・中村奨の新ヘアに伝説のパンチパーマ職人が名乗り

2017年12月25日 16時30分

中村奨の決断は…

 広島のドラフト1位・中村奨成捕手(18=広陵)が、思わぬ悩みに直面している。高校3年間貫いた丸刈りを卒業し、新たなヘアスタイルを求めているものの、いまだに決まっていないという。そんな中、かつて赤ヘルに一大ブームを巻き起こした“伝説のパンチパーマ職人”が注目発言。甲子園で1大会6本塁打を記録した“カミってる”男に届くのか…。

 高校球児の代名詞でもある丸刈り。広陵から広島にドラフト1位で入団が決まった中村奨もその一人だ。ただ、現役を終えると意識的に「脱丸刈り」へシフトする球児も多い中、中村奨は今夏の甲子園を終えた後も髪形を変えることはなかった。

 同世代でダントツの人気を誇り、日本ハムに同1位で指名された清宮幸太郎内野手(18=早実)も、ドラフト会議では短髪ながらおしゃれな姿を披露。一方で中村奨はドラフト会議、契約交渉、新入団発表と丸刈りを継続した。その裏ではバリカンのアタッチメントを付け忘れて6ミリにするはずが、5厘になってしまう“アクシデント”もあったそうだが、丸刈り姿を貫くその姿には、好感を持ったファンも多いことだろう。

 ところが、高校生活も残すところあとわずか。舞台をプロに移すのと同時に、新たなヘアスタイルに興味を抱きはじめているという。だが「高卒らしくというか…。あまり伸ばしすぎると『調子に乗ってる』とか『みっともない』とか言われてしまいそうですよね。でも、正直坊主はもういいかな」と“脱丸刈り”を決めたものの、まだ方向性は定まっていない。

 そんな悩めるドラ1捕手に“伝説のパンチパーマ職人”が手を差し伸べた。広島市内にある「ヘアーサロン十日市」の広瀬光人社長(77)は、山本浩二氏(71)らかつての赤ヘル黄金期を支えたナインたちにパンチパーマを施した仕掛け人。手入れのしやすさとカッコよさが売りでチーム内には“軍団”ができたほどだった。

「当時からパンチパーマはありましたが、野球選手にやった人はいないでしょう。12球団で最初にパーマを始めたのはカープですよ。技術には自信がありましたし、(パーマは)自分が開発したオリジナルです。ビシッと決まって選手も大喜びでしたよ」(広瀬社長)

 広瀬社長は中村奨の入団に「楽しみ。人気はすごいし、よそに行かず(競合のくじで)広島が引いてくれてよかった」と大歓迎。また、気になるヘアスタイルについては「本人がその気ならいつでもしますよ。山本浩二さんもうちでやっていたし、パンチパーマといえばうちでしょう。人それぞれ髪質は違いますが、いいパーマにする自信はあります。来てもらえるならウエルカムです」と全面バックアップを約束した。

 甲子園6発と“カミってる”数字を残し、プロ入りで転機を迎えた中村奨。候補の一つにしてみてはどうだろうか。

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