西武・森が500万円減でサイン 故障に泣き「おもろない一年だった」

2017年12月19日 13時11分

契約を更改した森友哉

 西武・森友哉捕手(22)が19日、メットライフドームに隣接する球団事務所で契約交渉に臨み、500万円ダウンの4000万円で来季の契約を更改した。

 故障に泣いた1年を振り返った森は会見で「骨折をしてしまってなかなか完治せず、おもろない一年だった。野球が全力でできない時期が続いたんで面白くなかった」と切り出した。豪州ウインターリーグで痛めた右ヒザに関しては「検査もしてきましたし大丈夫です」とのこと。

 その上で「自分は(投手との)コミュニケーションがどうしても苦手なんで、そういうのもあってオーストラリアに行かせてもらった。言葉も環境も違う中で実のあるいい経験をさせてもらった」と豪州ウィンターリーグ参加の経緯を語った。

 森自身が「プライベートで話す分には大丈夫なんですが、試合になるとかしこまっちゃう部分がある」と自覚するコミュニケーションの問題は、特に年上のエース級、ベテラン投手に対してが顕著だった。楽天に移籍した岸や現在メジャー移籍交渉中の牧田に対しては結局、一度も捕手としてするべき野球の会話が出来ないまま別れの時を迎えてしまっている。

 鈴木球団本部長は「(年上に対しては)間違ったことを言えない(プレッシャー)というのが大きいのかな」と分析するが、その弱点を克服しない限り炭谷越えはあり得ない。そんな反省から森は「ゲーム中も自分から(投手のところへ)行くというのを目標にして毎イニングやっていました。(一番使った単語は)『イージー』ですね。聞き取りができないんで、とにかく何か言われたら『イージー』と言ってました」と豪州での経験を振り返った。

 そして来季、勝負の5年目について森は「1年間まず一軍にいるというのが目標。キャッチャーとしては(出場試合数の)半分ぐらいは出れたらいいなと思う」と現実的な目標を掲げた。

 森は今季、3月5日のWBC強化試合・キューバ戦で死球を受け左ヒジを骨折。8月15日の楽天戦で復帰を果たすまで約5か月間のリハビリを余儀なくされ出場試合数はプロ4年目で最小の38試合にとどまり打率3割3分9厘、2本塁打、18打点の成績だった。

(金額は推定)