ヤクルト内から同情論「小川が一番の被害者」

2017年12月19日 16時30分

契約を更改した小川

 ヤクルトの小川泰弘投手(27)が18日、都内の球団事務所で契約更改を行い、200万円増の年俸9000万円(金額は推定)でサインした。

 今季は開幕を先発で迎えたが、5月下旬に左内腹斜筋の肉離れで離脱し、復帰後はチーム事情により中継ぎに配置転換。守護神としてデビューした7月7日の広島戦(神宮)では9回に5点差をひっくり返されるメッタ打ちを食らい、同月の23日に再び先発に戻った。その後は好調で22試合で8勝7敗、防御率は自己最高の2.83と数字を残した。

 ただ、球団は中継ぎ登板を年俸に反映させず、チーム関係者が「彼が今年の一番の被害者。最初のケガで復帰して中継ぎになって、それが不調の原因にもなった。もう少し考えてもよかったのでは」とこぼすなど、チーム内から同情論が噴出した。小川も「シーズン中にリリーフに回るのは僕自身も大変でしたし、これから仕方なくチーム事情でやるっていう人もいると思うが(球団には)大変だと思いますよと(言った)」と語ったほど。「来年はチームの軸としてフルで1年間出場したい」と意気込んだライアンが巻き返しに燃えている。