ソフトバンク・東浜巨投手(27)が6日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5400万円増の9000万円でサインした。

 5年目の今季は16勝5敗、防御率2・64の好成績をマークして最多勝のタイトルを獲得。2・5倍増の大幅昇給に「球団からは『チームを支えてくれた』と最大級の評価をしていただいた」と納得の表情だった。

 投手陣の軸として、交渉の席では球団側に「3つのお願い」をした。(1)ケガ防止の観点からウエートルームの滑る床材の改善(2)球場バスルームの快適化(3)沖縄出身者としての悲願である、将来的な沖縄での公式戦ホーム開催を強く要望。球団からは「前向きに検討する」と返事をもらったという。

 来季に向けては「200イニングを目指して、最低180イニングというところを目標にやりたい」と、鷹の大黒柱としての成長を誓った。

(金額は推定)