坂本さらに進化へ!憧れの「ナカジ打法」

2013年01月27日 16時00分

 昨季は最多安打のタイトルを獲得し、今季は日本代表として3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場もほぼ確実な巨人・坂本勇人内野手(24)が、侍ジャパン3度目の世界一に貢献するべく“憧れの選手”の打法を取り入れようとしている。

 

 オフに入ってパワーアップを目的に3キロ増量した肉体に「バットもしっかり振れているし、足も動いている」と手応えを感じた様子の坂本。3月には初の日本代表としてWBC出場が確実視される。例年以上に周囲から活躍を期待される年となるが、坂本は課題の右打ちを向上させるため、ある選手の打法を取り入れようとしている。

 

「ナカジ(アスレチックス・中島裕之内野手)ですよ。元から憧れの選手ではありましたが、広角に打てて、かつパワーヒッターでもある中島の打法の良いところを今年は積極的に取り入れるようです」(チーム関係者)

 

 西武からアスレチックスへ移籍が決まった中島といえば、バットを高く掲げる特徴的な構えで知られる。また右方向へも大きい当たりを打つことができる。坂本が参考にする点は「押し込む強さで飛距離を調節できる右手の使い方と、よりボールを引き込んで打つことで右方向への打球を増やすこと」(同関係者)の2点だという。実際、この日の練習中にも「引き込んで、打つ!」とつぶやきながら練習を行うなど、打撃のチェックポイントとなっている。

 

 坂本と中島は同じ兵庫・伊丹市出身。入団時から坂本は憧れの選手として名前を挙げている。また中島は09年の第2回WBCに出場し、世界一になったことをきっかけにメジャー志向を深めたという。坂本も初の代表メンバー入りすることで気持ちに変化は生まれるのか…。右打ちをレベルアップさせて臨むWBCでの戦いぶりとともに気になるところだ。