巨人の2年目左腕・中川皓太投手(23)が4日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、720万円増の1560万円でサインした。

 今季は主に中継ぎとして18試合に登板し、0勝0敗、防御率4・32の成績だったが、10月3日のシーズン最終戦(対ヤクルト=神宮)でプロ初先発。宮崎での秋季キャンプで先発を直訴し、来季の飛躍が期待される若手の一人だ。

 球団側の期待値も高く、金額だけでなく来季の背番号も「91」から斎藤雅樹(現一軍投手総合コーチ=52)が入団から7年間背負った「41」に変更されることが決まった。

 中川は「自分が(41番を)つけるのはうれしい。それと同時に自分の番号として、いろいろな歴史をつくっていきたい」と背番号に恥じぬ活躍を誓った。自主トレでは昨年に続いて東海大の先輩でもある菅野智之投手(28)に同行し、さらなるレベルアップを図る。

 また、先発2試合を含む33試合に登板し、0勝2敗、4ホールド、防御率3・35だった池田駿投手(25)は倍増の2000万円でサインした。

(金額は推定)