中日・岩瀬 球界最年長の新球開発

2017年12月01日 16時30分

6年ぶりの増額に笑顔の岩瀬

 来季から投手コーチ兼任となる中日の岩瀬仁紀投手(43)が30日、名古屋市内で契約交渉に臨み、コーチ手当も含めて2500万円増の年俸7500万円で更改した。今季は4年ぶりに50試合に登板し3勝6敗、2セーブ、26ホールドと完全復活。6月には12年ぶりの月間MVP、8月にはプロ野球史上最多の通算950試合登板を達成するなどして、今オフにはカムバック賞、コミッショナー特別賞も受賞した。

 それでも球界最年長は「終わってみたらいろいろ(賞を)いただけてうれしいけど、その半面もう少しできたという気持ちもある」と満足していない。

 さらなる高みを目指すため、新球・チェンジアップの習得に着手しており「右打者の外角に逃げていくような感じで、直球との球速差が出る新球が欲しい。今のところ思ったほど球速差が出ていなくてまだいろいろ試している段階だけど、縦の変化がいい感じの今まで見たことがないようなボールを投げたい。(完成したら)打者の対応がどうなるのか楽しみ」と意気込んでいる。

 西山球団代表も「岩瀬君の場合は同じスタイルで臨んでいない。一年一年、体もそうだけど技術的にも新しいものにチャレンジしている。それがやっぱりここまで現役を続けてこられた原動力では」と舌を巻く。

 新球をマスターしたベテラン左腕が、来季は残り46試合に迫る通算1000登板の前人未到の記録達成に挑み、チームを力強くけん引するつもりだ。