東浜 肩以外はアマレベル

2013年01月24日 10時58分

左から高田、松田、東浜

 ソフトバンクのドラフト1位・東浜は“逆キン肉マン”だった。即戦力として期待されながら、メディカルチェックで低数値を記録したことが23日に判明。フィジカル的にはアマチュアレベルだったことを露呈した。だが、黄金ルーキーはヘコまない。ジョーばりの超プラス志向で“鷹侍”に勝負を挑み、エースへと上り詰める。

 鷹の黄金右腕の弱点が暴かれた。この日、福岡市内の西戸崎練習場で行われた新人合同自主トレ第4クールに参加した東浜。福岡県内の病院で22日に行われたメディカルチェックで、数値が悪かったことを苦笑いまじりに明かした。

 触診、エコー検査などで11点満点で筋肉の質をチェックするテストで「僕は3.5点でした。肩は一流といわれたけど、それ以外(の体の部位)はアマチュア(レベル)と」。一流選手は9〜11点をマークする検査で、まさかの低数値。育成ドラフト3位の飯田が9点を叩き出したが、181センチ、80キロのエース候補は“軟弱筋肉”だった。

 即戦力と期待されながら、その陰で「ジャージーを脱いだ時に腹の肉がボテッとパンツに乗っかっていた。あの体で大丈夫なのか!?」と主力選手が案ずれば、スカウト陣からも「線が細い」と課題を指摘する声が漏れていた。その心配が医学的にも証明された格好だ。

 だが、当の本人は落ち込むどころか前向きだ。「そういうふうにズバッと(低数値だと)言われて、逆にやりがいを感じた。柔らかい筋肉をつけろと言っていただいた。春キャンプで鍛えれば9、10…と点数は上がっていくそうなので、やってやりますよ!」

 このプラス志向に、チーム関係者は、ホークスからメジャー挑戦し、昨季現役引退した城島健司氏の姿を重ねて目を細めた。「ジョー(城島)が言ってたんですよ。『弱点が分かってうれしい。だって、成長する伸びしろがあるってことじゃないですか』って。東浜もジョーみたいな前向きな感性を持っているようだから、期待できるね」

 東浜はこの日、母校・亜大の先輩でWBC日本代表候補でもある松田にも“挑戦状”を出した。「(シート打撃などで)投げさせていただければ」とやや恐縮気味だったが、目前に控える春季キャンプでしっかり胸を借りるつもりだ。今はややポチャ体型だが、キャンプでみっちり鍛え上げる。東浜はプラス思考も武器に“エース道”を突き進む。

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