広島2年目・岡田明丈投手に聞く 突然制球乱れる“悪癖”の原因は?

2017年11月25日 16時30分

岡田の来季の課題は…

【核心直撃】広島の2年目・岡田明丈投手(24)が、苦悩のシーズンを振り返り、再起を図っている。今季はプロ初完投勝利を含む12勝(5敗)をマーク。しかし、突如制球が乱れる“悪癖”に悩まされて首脳陣からの信頼を失い、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでの登板機会はなかった。そんな右腕はどんな思いで来季を見据えるのか。直撃した。

 ――12勝は薮田に続いてチーム2位の成績

 岡田:勝利数に関しては昨季(4勝)よりは増えたというのはありますが、そこは野手に点を取ってもらった結果でもあるので。

 ――成長を感じた部分もあるのでは

 岡田:1年間(先発ローテーションを)守れませんでしたが、シーズンの前半はしっかり回れたところかな。

 ――9点差をひっくり返されて逆転負けを喫した5月6日の阪神戦では、6回に突如制球が定まらなくなった。この試合が自身を苦しめるきっかけとなったのか

 岡田:そういう印象を受けられることが多いと思うけど、自分としてはそこまで影響はなかった。

 ――他に原因がある

 岡田:もっともっとうまくなりたくて、考えすぎて、いろいろなことを試しているうちに当てはまらず、ズルズルいってしまったという感じ。

 ――体調面は

 岡田:昨季よりも後半にかけて体がキツくなり、言うことを聞かなくなっていた。自分の投球ができるような方向に持っていけたらよかったんだけど。思い通りにいかなかったのかな。

 ――CSファイナルSで登板機会はなかった

 岡田:チャンスはものすごくもらっていた。ただ、自分が最後の最後までものにできなかったということ。信頼を裏切ってしまった。

 ――「先発投手陣が不安定」という部分に感じるものもある

 岡田:これがいい経験になったと思えるように準備していきたい。今季はこういう結果になったけど、来季はシーズン通して回りたいし、先発を引っ張っていけるように安定したピッチングを求めていきます。

 ――課題が確かになった

 岡田:思っている通りのフォームで投げようというのがメーン。効率のいい動きでベストなボールを投げるのが課題で思ったところに投げ込めるか。それはコーチたちとも一致した。まだ、下半身に無駄な動きがあるので。

 ――シーズン中の対応は難しい

 岡田:シーズン中も一試合一試合で課題は出るけど、中5日や中6日で試合があるので、ゆっくり考えている暇がなくフォームもいじれなかった。

 ――持ち球にも変化を加える

 岡田:握りを変えたスライダーを習得して試合で使えるようにしていきたい。でも、やっぱり真っすぐありきの変化球。変化球だけじゃ絶対に抑えられない。

 ――ところで、遠征にはニンテンドースイッチを持参しているとか

 岡田:時間があるときに「モンスターハンターダブルクロス」を(中村)祐太と(高橋)樹也と一緒にやっています。

 ――その中村祐、高橋樹からは「岡田さんは強いです」という声も

 岡田:結構1人でもやっているからかな。合計100時間もプレーしていないと思うけど。楽しみの一つ…どうかな。暇つぶしにやっている感じです(笑い)。