ソフトバンクは5日、松坂大輔投手(37)の今季限りでの退団を正式に発表した。2015年に3年総額12億円プラス出来高(推定)の大型契約で加入したが、度重なる右肩の不調などで一軍登板は16年の1試合に終わった。松坂は球団を通じて以下のコメントを発表した。

「福岡ソフトバンクホークスの関係者の皆様、ホークスファンの皆様、この3年間期待に応えられず申し訳ありませんでした。できることなら胸を張ってチームの歓喜の輪の中に入っていたかったです…。最後の瞬間までリハビリに付き添っていただいたスタッフの皆さん、いつも私に真剣に向き合ってくださった工藤監督、コーチ、選手の皆さん、何より温かい声援を送ってくれたファンの皆様の一つひとつの声に私は支えられてきました。いくら言葉にしても足りないくらいの感謝の想いを伝えるのは、一軍のマウンドだと思っています。またいつかグラウンドでファンの皆様、チームメートに再会できることを信じて前を向き続けていきたいと思います」