日本シリーズの激戦から一夜明けた5日、MVPに輝いたソフトバンクのデニス・サファテ投手(36)が米国に帰国した。

 前日(4日)に3イニングを投げた疲れも見せず、笑顔で報道対応した守護神は「個人的にも、チームのことでも、今までの野球人生で一番の年だったと思う」と振り返った。

 今季はレギュラーシーズンで史上最多の54セーブをマークし、現在は通算229セーブ。名球会入りとなる250セーブも目前に迫っている。達成すれば外国人枠適用経験選手としては、DeNA・ラミレス監督以来の快挙だ。

 サファテは「来年、そこが最初に目標とする数字になる。しっかり準備をして最初の目標を達成したい」と早くも意気込んだ。