日本ハム1位指名「清宮の背番号」どうなる?

2017年10月31日 11時00分

清宮の背番号はどうなるか

 日本ハムが26日のドラフト会議で1位指名し、7球団競合の末、抽選で交渉権を獲得した早実・清宮幸太郎内野手(18)の背番号はどうなるのか。清宮に近い関係者からは様々な番号があがっているが、今オフのメジャー挑戦がほぼ確実な大谷翔平投手(23)、国内FA権を持つ中田翔内野手(28)の去就なども絡んだ複雑な状況。さらに注目が高まっている。

 現状、日本ハムの“若い”番号で空いているのは今季限りで現役を引退した飯山裕志内野手(38=来季から二軍内野守備コーチ)の「4」とシーズン途中に阪神へ移籍したルイス・メンドーサ投手(33)の「15」くらい。清宮が早実で背負い“和製ベーブ・ルース”の二つ名にもふさわしい「3」はベテランの田中賢介内野手(36)がつけている。怪物の背番号はどうなるのか。

 清宮に近い関係者からはこんな声がでている。「(高校通算最多の)111本塁打を打ったんだから、それを連想させる『1』や『11』がいい。そのまんま『111』だと育成選手になっちゃうからね。『1』は清宮がリトルで世界一になったときにつけていたエースナンバーだし、あこがれの王さんが現役時代につけていた番号でもある。日本ハムでも『1』は今(早実の)先輩の斎藤がつけていて、清宮にとっては一番縁のある数字。『11』はダルビッシュ、大谷と日本ハムのスターナンバーだし、今オフに大谷がメジャー移籍するのであれば、まずは『11』をつけて、いずれ実績が伴ったときに満を持して斎藤から『1』を譲り受けるのが最高のシナリオ」

 しかし、事は簡単な話ではない。日本ハム新人選手の背番号は来月23日の入団発表までには決めたいところだが、大谷の移籍先が決定するのは早くても12月以降。いくらメジャー移籍が確実でも、正式決定前にその背番号を動かせるわけがない。清宮に「11」を引き継がせるには時期的な難しさが伴うのだ。

 他の“有力数字”も同様。昨オフは大規模なシャッフルがあり、18番から1番に変わった斎藤だが、背番号変更からわずか1年で後輩から、いきなり背番号を剥奪されたとあっては面目が立たない。

 功労者・田中から「3」を奪って高卒ルーキーに与えることも考えづらい。中田のFA去就によっては、かつて田中幸雄氏もつけた“ミスターファイターズ”の称号でもある「6」が空く可能性はあるが、それも現状ではどうなるか分からないし、今から清宮に提示できるものではない。

 2桁の番号ではメジャーに強い関心を持つ清宮が、あこがれの選手として唯一名前を挙げたことのあるデービッド・オルティス(元レッドソックス)の「34」があるが、これは昨年のドラフト1位左腕・堀瑞輝(19)がつけている。

「0」「00」は日本ハムはここ数年、誰にもつけさせない方針だし、そうなると、やはり「4」か「15」になるしかないのか。ちなみに清宮が目標とする王貞治ソフトバンク球団会長(77)の通算868本塁打の「8」と「6」と「8」を足した「22」が谷元圭介投手(32)のシーズン途中、中日移籍によって空いているが…。混迷を極める怪物の背番号問題だ。

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