阿部、杉内に“WBC後遺症”心配する声

2013年01月19日 16時00分

 巨人のスタッフ会議で大きな議題となったのがワールド・ベースボール・クラシック(WBC)についてだ。最大8選手が参加する巨人にとっては大会後のケアも重要なテーマ。チーム内では“ある病気”の発症を心配する声も上がっている。

 

 会議では原政権下でも初となる連続日本一に向けての方策が話し合われたが、中でも主な議題となったのは投手で内海、杉内、澤村、山口、野手では阿部、村田、坂本、長野と総勢8人が候補選手となっているWBC組のコンディションについてだった。白石オーナー自らが大会後のメンタルケアの方法を話題とするなど、熱い議論が繰り広げられたという。

 

 というのも現在チーム内では“燃え尽き症候群”を危惧する声が強まっているからで「特に阿部と杉内。杉内は性格的にカーッと入れ込んで、その後は抜けてしまう傾向がある。ただでさえ、昨年のポストシーズンは左肩痛で離脱とコンディションに不安がある中、果たしてWBCに出て大丈夫なのかという意見もある。阿部に関しては責任感の強さが心配。シーズン中もそうだったけど、キャプテンに任命されたことで全部、自分で抱え込んでしまうのではないか」(首脳陣)という。

 

 巨人は原監督が前回WBC監督で、候補メンバーの中にも代表経験が豊富な選手も多いことから「大会後の心配は必要ない」との声も一部にはある。だが、投打の柱である杉内、阿部の状態に関しては、チームの今季の命運を左右しかねないだけに、万全を期す必要がある。

 

 WBC出場選手の状態が読みづらいため、キャンプでは同時に若手の底上げも急ピッチで進められることになるが、どこまで埋められるかは未知数。チーム連覇を目指す原巨人の最初の関門となりそうだ。