【セCS】ラミレス采配今季最高の冴え!中継ぎ今永ズバリ

2017年10月24日 16時30分

試合前はファンにVサインで応えるラミレス監督。快勝の予感があった…

<DeNA4-3広島(23日)>セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦は23日、マツダスタジアムで行われ、DeNAが広島に4―3で逆転勝ち。3連勝で対戦成績を3勝2敗(アドバンテージを含む)とし、19年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。

 1点差の7回にDeNAのマウンドに立ったのはこの日、先発の可能性もあった2年目左腕・今永昇太投手(24)だった。まさかの登場でマツダスタジアムの空気は一変。今永は打者6人を無安打3奪三振のパーフェクトに抑え、広島に反撃の口火すら許さなかった。最後は守護神・山崎康晃投手(25)が3人で締めた。

 この日の先発は中5日のジョー・ウィーランド(27)だった。「今季安定している。託していいと思った」(ラミレス監督)とマウンドに送ったが初回に3点を献上。4回、筒香に待望のCS第1号が飛び出し反撃のノロシを上げると5回にロペスの適時打で逆転した。

 指揮官は今永の中継ぎについて「先発予定が雨で流れたので昨日決めた。中継ぎはプロで初めてだったけど嶺井とのコンビで防御率も1・70といい。2イニングなら147~8キロで投げられる」と起用の意図を説明。この采配がズバリ的中した。

 昨年、広島とのCSファイナルS第4戦で初回6失点とKOされた今永は「去年、やられたけど自分自身のことよりもチームが勝つことが大事。“中継ぎが今永なら打てない”と相手が思ってくれれば」と今後の中継ぎ登板に向けても、やる気満々だった。

 これまでも「8番・投手」などセオリーを無視した変幻自在の采配を繰り出してきたラミレス監督が、勝負どころで今季最高の冴えを見せ、日本シリーズ進出に王手をかけた。