来季からコーチ兼任の中日・荒木雅博内野手(40)が、主力免除のナゴヤ球場での秋季練習に連日、姿を見せている。プロ23年目も特に自身のスタイルを変えるつもりはない。「コーチ会議に出たり、別にノックバットを持って打ちなさいとか、そういうことじゃないと思う。選手として動いている姿を見せなさい、ということだと思う。来季、野球選手として契約する以上は一年を通してレギュラーとしてやる気持ちでいる」ときっぱりだ。

 これまでも荒木は気づいたことは若手にどんどんアドバイスし、背中を見せて引っ張ってきた。それを継続した上で一選手としても、さらに技術向上を目指すというわけ。ベテランは意欲的だ。