【セCSファイナルS】敗戦にも悲観なし 広島“筒香潰し”継続

2017年10月20日 14時00分

5回、乙坂(奥)にタイムリーを浴びた野村

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦が19日、マツダスタジアムで行われ、シーズン3位のDeNAがリーグ覇者の広島に6―2で快勝。対戦成績を1勝2敗(アドバンテージ含む)とした。

 先発・野村が5回4失点で降板すれば、頼みの打線も2得点と“逆転の広島”の本領発揮とはいかずに敗れた。ただ、打線は好機で一本出なかったものの、得点圏に走者を進めること6度。緒方孝市監督(48)も「チャンスの形はしっかり作れていた。たたみかけるところまではいかなかったが、1点、1点というところで反撃の雰囲気は出していた。明日、また切り替えやっていくだけです」と前を向いた。

 アドバンテージを含めて2勝1敗となったが、チーム内にも悲観する様子はない。というのも、相手主砲を完璧に抑えているからだ。「筒香は速いボールに対しての反応が悪いので、できる限り真っすぐで押していこうという話になっている。実際、ここまでは投手陣がその通りに抑えられているし、得点源の筒香を抑えておけば大量失点というケースはない。このまま攻めていければ大丈夫」(チーム関係者)

 昨年はレギュラーシーズンで打率3割5分9厘、11本塁打、25打点と打ち込まれながらもCSファイナルステージでは4試合でわずか1安打に抑えて“カモ”にした。今シーズンも打率3割2分3厘、6本塁打、19打点と苦戦したが、CSではここまで6打数無安打に抑えている。「去年と同様に今年も眠らせておけ!」とばかりに筒香対策を徹底しているというわけだ。

 横浜スタジアムより広く投手に有利なマツダスタジアムでは今季、打率2割5分、0本塁打、4打点と抑えており、自信を持って力強く直球を投げ込めば結果もついてくることはデータも証明している。DeNAはシーズンでは唯一、負け越した相手だが“筒香潰し”継続で勝ち上がりを狙っている。