阪神・金本監督 ダメ助っ人野手でフロントに“泣き”

2017年10月19日 16時30分

阪神電鉄本社を訪れた金本監督

 阪神・金本知憲監督(49)がクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ敗退から一夜明けた18日、大阪市内の電鉄本社で坂井オーナーにシーズンの報告を行った。

 報告後の指揮官は「リーグ優勝、日本一を達成できず申し訳なかった思いがある。悔しさでいっぱい。腹立ちますし、ムカムカしてる。自分の力のなさを痛感。今年の悔しさを晴らせるようやっていく」ときっぱり。来季への雪辱と秋季キャンプでのスパルタ方針を宣告するなど鼻息が荒かったが、注目は監督就任から2年連続で起用に悩まされたダメ助っ人野手問題で「今年はほぼ日本人選手、国産で戦ってましたから。もう少し打ってくれる選手がいたら…というのがある。(そこが)誤算と言えば誤算だ」と、ついにフロントへの“泣き”が入ったことだ。

 確かに昨年のヘイグは1年限りで解雇。今季はキャンベル、シーズン途中にロジャースを新たに獲得したが、頼れるほどの活躍もなくCS前に2人とも帰国。退団は確実となっている。昨オフ、指揮官自ら獲得を進言してきた中日・ゲレーロ、楽天・ペゲーロら助っ人が軒並み活躍したこともあって、不満のひとつでも言いたくなったのだろう。四藤球団社長も「機能してなかったので監督の話の通り。(新外国人は)今、調査して絞り込みをやっているところ」とタジタジで返答するしかなかった。

 日本ハム・中田らFA選手の補強について指揮官は「本当に必要なところだけ補う。補強は最小限、育成は最大限。自前のチームを作るのは就任からの目標。そこはブレずに。頼らないようにする」。現時点では親交ある中田獲得にも「消極的」だったが「外国人補強は別だ」とフロントに“重圧”をかけまくる気でいる。