由伸監督がキャンプ主将に指名 巨人・小林の打撃以外の課題

2017年10月19日 16時30分

秋季キャンプの主将に指名された小林

 巨人の再建は、この男の成長にかかっている。高橋由伸監督(42)が、来月宮崎で予定している秋季キャンプの主将に小林誠司捕手(28)を指名した。

 屈辱のBクラスに終わった今季、球団はベテランの村田を放出するなど、大胆な血の入れ替えを敢行。育成路線を鮮明にし、若手主体で行う秋季キャンプの重要性は近年になく高まっている。宇佐見、岡本、吉川尚、重信…、伸びてほしい選手は山ほどいるが、地獄の秋へ腕をぶす由伸監督が今、最も熱い視線を向けるのが背番号22だ。「(キャンプ主将は)小林にやらせるよ。(メンバーの中では)年齢的にも上だし、今年は一応レギュラーというか、1年間試合に出ていた。(WBCでは)“世界”も騒がせたしね。そろそろ自覚をもってやってもらいたい」と話した。

 秋季キャンプ最大のテーマは打撃力の向上。それはそのまま小林の課題に当てはまる。今季は正捕手として138試合に出場したが、打率は規定打席到達者中で最低の2割6厘。2本塁打、27打点とまったく振るわなかった。

 指揮官の指名を受けた小林は「中井とか僕らの代でしっかりやっていきたい。個人としては打てないといけないと思っている。量は振りますけれど、しっかり考えて、やるからには身になるように追い込んでいきたい」と意気込みを語った。

 打撃を磨くと同時に、指揮官が小林に期待するのは全体を見渡す広い視野。「秋は特殊でみんな同じところで練習するわけではないし、周りを見ることも必要」と狙いを明かす。今オフは同い年の菅野が新選手会長に就任した。世代交代が進むなか、小林にもチームをけん引する役割が求められている。