中日 移籍濃厚ゲレーロ引き留めず

2017年10月08日 14時00分

中部国際空港でピースサインするゲレーロ

 中日のアレックス・ゲレーロ内野手(30)の他球団移籍が濃厚となった。

 単年契約の来日1年目で35本塁打を放ち、タイトル獲得が決定的な竜の主砲は7日、中部国際空港から米国へ帰国。来季についてはすでに金額面の評価が最高の球団選択を表明していたが、この日も搭乗前に「(他球団と)同じ条件なら中日に残りたい気持ちはあるがビジネスだから。(契約年数は)3年という希望がある」と発言した。だが、中日はシビア。チーム関係者は「ゲレーロの退団はもう避けられない。球団としてもマネーゲームはしない方針だ」と話した。

 別の関係者は「森監督もゲレーロの態度にはあきれている。日頃から、監督は金にうるさい外国人はダメだと言っているからね。親分肌の監督は、必要な選手ならとっくに『お前、来年も残ってくれるよな! 悪いようにはしないから』って声をかけているはずなのに、それもしていないしね」という。さらには「キューバ人同士なのにゲレーロとビシエドが会話しているところをほとんど見たことがない。なんかギスギスした感じに見えた。両者の間に何があるのか、みんな不思議がっていた。そういうことも良くない」とも。

 ゲレーロの本塁打量産は魅力的だが、好不調の波は激しいし、ケガも多い。指揮官も含めた中日サイドは打撃以外のプレー内容や性格面などは、むしろチームにとってマイナス面が大きいとみている様子。引き留めに積極的になることはないというわけだ。