楽天・梨田監督を悩ます2年越しの“雄星問題”

2017年10月05日 16時30分

 どっちが得策か。楽天が4日のロッテ戦(ZOZOマリン)に1―1で引き分け、3位が確定。CSの本拠地開催を逃した。西武とのCS第1ステージ(メットライフドーム)は14日から始まるが、早くも大一番での用兵をめぐってチーム内で議論が巻き起こっている。

 ライバルの西武は第1戦の先発に今季16勝で最多勝のタイトルを確実にしている菊池をぶつけてくることが確実だ。本来ならエース対決となるところだが、楽天は昨年から菊池に11連敗中と分が悪い。そのためチーム内では「第1戦を避けて2戦目は則本、3戦目を岸で勝てばいい」と初戦を“捨てゲーム”にすべきとの考えと「梨田監督はシーズン中、ソフトバンクに則本、岸の二枚看板を当て続けた。初戦、菊池に則本をぶつけて真っ向勝負をするはず」との意見で二分している。

 梨田監督はこの日の試合前に左ヒジ違和感を訴えた守護神・松井裕、不調のアマダーらを抹消。CS第1戦から再登録が可能になるギリギリの決断を下し、ナインに「CSにいい状態で行けるよう、CSへの準備をするように伝えた」。

 指揮官の来季去就は、安部井本部長が「ポストシーズンがすべて終わってから」と言うように先送りとなっている。2年越しの懸案事項でもある“雄星問題”をどうクリアするかにも注目だ。