巨人の大砲獲り ゲレーロ、バレンティンに照準

2017年10月05日 11時00分

中日・ゲレーロ

 Bクラスに転落した巨人はどんな姿に生まれ変わるのか。3日、ヤクルトとのシーズン最終戦(神宮)に10―6で勝利したが、球団はすでにコーチ人事に着手している。この日までにOBで元二軍監督の吉村禎章氏、前侍ジャパン内野守備走塁コーチの仁志敏久氏らに来季の入閣を打診していることが分かった。

 1980年代に巨人の主力打者として活躍した吉村氏は98年に現役引退後、一軍打撃コーチや二軍監督を歴任。2011年に退団した後は侍ジャパンのU―15日本代表監督も務めた。仁志氏も巨人で新人王(96年)、99年から二塁手として4年連続でゴールデン・グラブ賞を獲得するなど、輝かしい実績を残し、今年3月のWBCでは侍ジャパンの内野守備走塁コーチを務めた。

 ただ両氏ともポストについては未定。現首脳陣の去就も現時点では固まっていない。注目される村田真ヘッドコーチはV逸の責任を痛感し、周囲に辞意を漏らしているというが、球団サイドが了承するかも含め、今後は不透明だ。江藤打撃コーチのフロント入りも検討されているが、球団は一軍から順に各コーチの意思を確認した上で、段階的に組閣作業を進める構えでいる。

 また補強面では、新たな大砲獲りに動く。レギュラー陣の高齢化が進み、今季のチームではマギーの18本塁打が最多。球団は「20発以上を打てる長距離砲」の獲得調査を進めており、候補には中日・ゲレーロや13年にシーズン60本塁打のプロ野球記録を打ち立てたヤクルト・バレンティンなどが挙がっている。

 今季在籍のマイコラス、マシソン、マギー、カミネロには残留を要請する方針。ただ通算6シーズン在籍したマシソンについては条件交渉が難航しており、まとまらない場合、退団やむなしとの考えもある。

 シーズン終了とともに走り出した巨人のストーブリーグ。長いオフは始まったばかりだ。