巨人の相川亮二捕手(41)が今季限りで現役引退することが3日までに分かった。プロ23年目の今季は4年目の小林が成長、2年目の宇佐見が台頭したことで出場は2日の時点で28試合にとどまり、打率1割3分5厘、0本塁打、3打点。それでも勝負強い打撃は健在で、7月30日のDeNA戦(東京ドーム)ではサヨナラ打を放ち、巨人の最年長サヨナラ記録をマークした。

 相川は東京学館高から1994年のドラフト5位で横浜(現DeNA)に入団。2008年オフにFAでヤクルト移籍、14年オフには再びFA権を行使して巨人入りした。04年アテネ五輪、06、13年WBCに日本代表で出場するなど強肩、強打の捕手として活躍した。1507試合に出場して打率2割5分9厘。1149安打を放ち、69本塁打、475打点。惜しまれつつユニホームに別れを告げる。