広島は28日、スカウト会議を行い、今年のドラフト指名候補となる大学生、社会人23人をリストアップした。

 苑田聡彦スカウト統括部長(72)は「投手16人、野手7人の映像をチェックした」と発言。1位候補には鈴木康平投手(23=日立)、鈴木博志投手(20=ヤマハ)、田嶋大樹投手(21=JR東日本)、東克樹投手(22=立命館大)ら即戦力候補となる投手の名前が挙がった。最終的には10月12日締め切りのプロ志望届を確認後に絞り込む。

 また、高校生の1位候補となっている清宮幸太郎内野手(18=早実)、中村奨成捕手(18=広陵)について、松田元オーナー(66)は「先発投手も地元の才能あるキャッチャー(中村)も欲しい。清宮にどれくらい(の球団が)いくかも気になる」と頭を悩ませた。