中日・小笠原 一発病の治療法

2017年09月28日 16時30分

5回、小笠原(右)は村田にソロアーチを浴びた

 中日の小笠原慎之介投手(19)が27日の巨人戦に先発し、7回2失点と力投したが、打線の援護がなく今季7敗目を喫した。

 またも一発病が出た。この日は4回までG打線を1安打無失点に抑えていたが、5回、先頭の村田に低めのカーブをすくい上げられてバックスクリーン左への先制ソロを被弾。これで今季の被本塁打は20となり、規定投球回にも到達していないのにリーグ単独ワーストだ。「僕の力不足。粘り切れなかった。僕は(空振りを)いけると思ったが、反応できるところに投げてしまった。投げるならワンバウンドだった。あの1球ですね…」と小笠原も反省しきりだった。

 そんななか、チーム内からは「慎之介は本塁打を気にしすぎている。そのことを考えすぎて、どんどん失点を重ねるパターンが多い。もっと一発を食らっても平然としていればいいんだよ」との声が出ている。小笠原は6回二死二塁から阿部の中前適時打で2点目を失ったが、チーム関係者は「あれも(5回の)村田の一発で気落ちしていたと思う」。もちろん、被本塁打は少なくしなければいけないが、必要以上に意識するのはむしろマイナスとの指摘だ。

「(今季の)前半と後半では(小笠原が)打たれている本塁打の質は変わってきている。今日の村田は相手がうまく打った。ボール球だったしね」と近藤投手コーチもフォローする。本塁打を引きずらず、いかに大胆に投げ続けられるか。これが小笠原の課題となりそうだ。