金本阪神 2位死守へ頼みの綱は「9億1000万円トリオ」

2017年09月27日 16時30分

2位死守に必死の金本監督。広島V翌日に気合を入れた

 阪神・金本知憲監督(49)がもがき苦しんでいる。9月は26日現在で7勝9敗2分けと負け越しており、最近5試合では3度の零敗。3位DeNAには3・5ゲーム差に詰め寄られるなど2位死守に必死だ。そんな中、指揮官が最後の最後で頭を下げた。神頼みならぬ「合計年俸9億1000万円」の“ベテラン3人衆頼み”だ。

 阪神は26日、重苦しい雰囲気で横浜に入った。眼下のライバル・DeNAに甲子園で2戦連続零封負け。27日からは場所を敵地に移してDeNAと3連戦を控えるとあって、空路で敵地入りした指揮官の焦りも正直ハンパではなかった。「気を抜かず、消化試合という雰囲気で戦わないようにしないといけない。その辺は糸井とか鳥谷とか(福留)孝介が引っ張ってくれると思う。良くも悪くもそういう雰囲気をつくるのはベテランだから…」。2位死守に向けて主力3人衆にチームの停滞ムードの完全払拭を託す考えだ。

 完敗を喫した25日のDeNA戦後、指揮官は「気持ちが伝わってこない」とナインに奮起を促したばかり。この期に及んでベテラン3人衆に助けを求めるのは、指揮官自身も危機感がある証拠だ。ここまで打てる手は打ってきた。万策尽きた。そんな崖っ縁状態で“神頼み”する相手は「合計年俸9億1000万円」の福留、糸井、鳥谷のベテラントリオしかなかった。

 あるチーム関係者は「ウチは今、ベンチのムードが良いとは言えない。強いチームは共通して活気があるが、ウチにはそれがない。本来、若い選手が盛り上げ役を買って出るところだが、ウチの若手は自分のプレーのことで精一杯。それだけにベンチのムード作りがいかに重要かを知っているベテランの3人に監督は今こそ気づいてほしいと思っている」と同調する。

 振り返れば今季の広島の優勝決定の翌日に金本監督はナイン全員と円陣を組み「孝介! 頼むぞ!」と猛ゲキを飛ばしたばかり。グラウンド外では「ポスト掛布」を巡る二軍監督問題が浮上するなど“雑音”に悩まされているなか、そんな指揮官の思いに3人衆が応えられるか。(金額は推定)