巨人・阿部9月ブレーキは2000安打祝宴疲れ?

2017年09月22日 16時30分

9月になってバットが湿ってきた阿部。お疲れの様子だ

 背番号10の復調なるか――。4位巨人はリーグ連覇を成し遂げた広島と22日から今季最後の2連戦(マツダスタジアム)に臨む。クライマックスシリーズ(CS)出場権獲得に向け、負けられない戦いが続く。

 王者との連戦を控え、チームは移動日の21日に敵地入りした。ゲーム差なしでCS争いを演じる3位DeNAとはすでに今季の対戦を終え、広島戦を含めた残り9試合は一つの勝敗が今後を大きく左右する。そんな中、気になるのが4番・阿部慎之助内野手(38)の失速だ。

 8月は月間打率3割4分4厘、3本塁打、22打点の好成績でチームの借金完済を後押ししたが、9月は15試合で同2割4分1厘、1本塁打、3打点とブレーキ。原因の一つは蓄積疲労で、今季出場した121試合のうち113試合がスタメンとなっている。とはいえ、CS出場を確定させられないチーム状況を考えれば、簡単に休ませることもできない。

 さらに阿部に近いスタッフからは8月13日の広島戦(マツダ)で達成した史上49人目の通算2000安打も関係しているとの声も聞こえてくる。「(阿部には)古くから応援してくれる人や関係者が全国に大勢いて、そうした人たちが2000本を祝う席を用意してくれています。本人もお世話になった感謝を伝えるために、よほどのことがない限りは疲れていても顔を出している。門限までには帰ってきていますが、心のどこかではゆっくりしたいという日もあるはず」。せっかくの好意で用意してくれた酒席をむげにはできず、本人も気づかないうちにさらなる疲れをため込んでいるというわけだ。

 CS争いを勝ち抜くためにも阿部の勝負強い打棒は不可欠だけに、何とか復調してほしいが…。