18日にリーグ連覇を果たした広島の緒方孝市監督(48)が、次なる目標に33年ぶりの日本一を掲げた。

 神戸市内の宿舎で優勝会見に臨んだ指揮官は「優勝の瞬間は昨年とは違った感じがして感極まって涙が出てしまった。去年は無我夢中であっという間に優勝が決まった。今年は優勝の瞬間まで一歩、一歩というような感じたった」と振り返った。

 就任3年目で37年ぶりの連覇を果たし、チームの力を見せつけたが、満足はしていない。「次の目標へ始まっている。昨年は一番最後に悔しい思いをして終わった。最後は笑ってみんなで終わるため、まずはクライマックスシリーズ、そして日本シリーズの場に立って日本一を勝ち取りたい」と2勝4敗に終わった昨季のリベンジを宣言した。