広島37年ぶりリーグ連覇 緒方監督V決定瞬間に涙

2017年09月18日 17時28分

胴上げされる緒方監督

 優勝へのマジックを1としていた広島が18日、甲子園での阪神戦に3―2と競り勝ち、2年連続8度目のセ・リーグ制覇を決めた。リーグ連覇は1980年以来37年ぶり。優勝の瞬間にタオルで涙をぬぐった緒方孝市監督(48)は、胴上げで11度宙に舞った。歓喜の輪には右足首骨折で離脱中の鈴木誠也外野手(23)、1月に胃がんの手術を受けた赤松真人外野手(35)も加わった。

 王手をかけながら台風18号の影響で地元での優勝を逃した広島は、初回二死三塁から松山竜平外野手(32)が自身の誕生日を祝うかのように先制打をマーク。4回には先発の野村祐輔投手(28)が一死一、三塁からスクイズを決めてリードを2点に広げた。野村は投げても6回1失点と好投した。

 2―1の7回に2番手の一岡竜司投手(26)が代打・陽川に同点ソロを被弾するも直後に反撃開始。8回、先頭の菊池涼介内野手(27)と丸佳浩外野手(28)が連続四球で出塁し、一死後にハビエル・バティスタ内野手(25)が左前にはじき返して勝ち越した。

 8回はジェイ・ジャクソン投手(29)が走者を背負いながらも打者3人で抑え、9回は守護神の中崎翔太投手(25)が二死から代打・伊藤隼を遊飛に仕留めて、2年連続で胴上げ投手となった。

 今季の広島は開幕2戦目となる4月1日の阪神戦(マツダ)から1引き分けを挟んで10連勝するなどロケットスタートに成功。9点リードから逆転負けした5月6日の阪神戦(甲子園)で2位に転落するも、5月28日に首位奪還。交流戦を12勝6敗で乗り切って独走態勢を固め、8月1日には2位・阪神に最大の11ゲーム差をつけるなどライバルを圧倒した。

 日本シリーズ進出を争うクライマックスシリーズ(CS)には10月18日に始まるファイナルステージから出場。1984年以来33年ぶり4度目の日本一を目指す。