阪神・大山「ビガー・マウンテン計画」継続中

2017年09月15日 16時30分

6回、坂本の一塁カメラマン席近くのファウルフライに飛びつく大山

 2位の阪神は14日の巨人戦(甲子園)に延長12回、2―2の引き分け。拙攻、サインミスがありながらも広島の優勝胴上げを“延期”させた金本監督は「それ(広島)はよしとして勝ち切りたかったなあ。追加点を有効なアウトで1点取るとか、そういうのを覚えていかないと…」と唇をかみ締めた。今回の3連戦で1勝もできず、6年連続の巨人戦負け越しも決まった。

 そんな中、一番悔しい思いをしたのはドラフト1位ルーキーで球団101代目の4番を務めるなど評価上昇中だった大山悠輔内野手(22)だ。この日は「5番一塁」で出場。Gの絶対エース・菅野から初回二死二、三塁で左前へ先制の2点打を放つ活躍を見せたかと思えば、9回無死一、二塁の絶好機で遊飛、延長11回一死一塁でも遊飛とブレーキ。「結局、チャンスで打ててないんで意味がないです」と下を向いた。 

 14日現在、62試合に出場し、打率2割3分8厘、6本塁打、32打点の成績を残す大山には、その体を大きくする「Bigger Mountain計画」なるものが実施されている。「体ができるまではファームで鍛えさせる」(金本監督)の方針で開幕二軍となった大山は過酷なウエートトレなどを積み、体重の4~5キロアップに成功し、晴れて6月18日に一軍昇格。実際、打席での力強さは増し、結果も出ているが現在も“増量作戦”は継続中なのだ。

「大山はまだ食が細く一気には食べられないので一日分を5~6食に分けている。それでもトレーナーや関係者が監視の下、夏場も決められた量をちゃんと完食していますよ。遠征先の食事会場などでも最後まで居残りで黙々と食べていることが多い。それだけ本人も必死ということ」(チーム関係者)。名前の大山をもじっての「Bigger Mountain計画」。いいネーミングだけに成功してほしいところだ。

関連タグ: