中日・京田 新人王「盤石」には“ミスター超え”だ

2017年09月14日 16時30分

5回、京田は今季138安打目の三塁打

 中日・京田陽太内野手(23)が13日のヤクルト戦(神宮)で2安打を放ちシーズン138安打となり、昨季の阪神・高山を抜き去り、セ・リーグの歴代新人の単独4位に躍り出た。これで江藤慎一が持つ球団の新人最多安打記録139にもあと1に迫った。

 試合後の京田はチームが1―2で敗れたとあって「状態は悪くないので最後まで出れるようにがんばります」と言葉少なだったが、いよいよ長い球団の歴史に足跡を残すことになる。もっともチーム内からは「新人王を取るためには球団記録だけではダメだ」との声が出ている。

 シーズン序盤は新人王の最右翼と呼ばれていた京田だが、ここにきてDeNAの浜口が9勝を挙げるなど怒とうの追い上げを見せている。「DeNAは巨人とクライマックスシリーズ進出を懸けて、シ烈な争いをしている。その中で浜口が2桁勝利を挙げればそのインパクトは大きい。一方のウチはBクラスが確定的。どうしても京田の印象が薄くなる」(チーム関係者)

 そんな厳しい状況をひっくり返すためには、浜口に勝るとも劣らないインパクトを残すしかない。期待されているのは“ミスター超え”だ。セ・リーグの新人最多安打記録の1位は1958年の巨人・長嶋茂雄の153安打。この記録に追いつき、さらに塗り替えることになれば「大きなニュースになることは間違いない」(同関係者)というのだ。

 153安打を上回るには残り13試合で16安打。今の調子ならば決して不可能な数字ではない。“ミスター超え”で新人王。ダブルの栄冠に京田が挑む。