山本監督にも飛び火? 法大野球部の内紛騒動

2013年01月16日 16時00分

 3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の山本浩二監督(66)も大ショック――。東京六大学野球の法大で内紛騒動が勃発した。12日に都内のホテルで行われた野球部OB総会で、金光興二監督(57)らをOB会から除名する動議が提出されるなど大紛糾したのだ。


 OB会と現場サイドが対立し、怒号が飛び交う異例の総会だった。発端は関係者の話を総合すると、現場サイドがOB会に相談することなく、現場とOB会のパイプ役となる先輩理事に田中英樹氏を昨年初め就任させたことだ。納得できないOB会は昨年2月、田中先輩理事、佐藤典人野球部長の退任を要求。さらには大学総長に金光監督の退任を申し入れたという。


 もっとも人事権は大学側にあり、佐藤部長らは受け入れなかった。そして現場サイドの金光監督、田中先輩理事、佐藤部長は代理人を通じてOB会執行部に通知書を送付。退任要求撤回と謝罪を求め、応じなければ法的措置も辞さずという内容だった。執行部の中には副会長の山本監督も含まれる。


 結局、除名の動議は決議されることはなかったが、金光監督が総会を欠席するなどOB会と現場サイドの対立は決定的。今後、双方は話し合うというが、収拾までに曲折が予想され、部員に大きな影響を与えるのは避けられそうもない。


 総会後に法大OBのWBC壮行式が行われ、山本監督は高代コーチ、稲葉とともに出席したが、心底笑顔にはなれなかっただろう。内紛劇が采配に影響することはないと思うが、精神面でのマイナスがゼロとは言い切れない。万全な状態でWBCを迎えたい山本監督にとっては思わぬ不安材料か。