中日 借金今季ワースト「19」 小笠原に武山がダメ出し

2017年09月11日 16時30分

粘投しながらも武山(左)に厳しい言葉を浴びせられた小笠原

 中日は本拠地・ナゴヤドームで広島に3タテを食らい、借金は今季ワーストの19まで膨らんだ。2年目左腕・小笠原慎之介投手(19)が6回を1失点にまとめ、勝利投手の権利を持って降板。しかし、7回に2番手・岩瀬が松山に同点2ランを被弾し、小笠原の今季5勝目がお預けとなると、3番手・又吉も決勝適時打を浴びて痛恨の逆転負けとなった。

「四球が多かったですが、何とか抑えられてよかったです」と振り返った小笠原だが、スタメンマスクをかぶった武山からはまさかの“ダメ出し”をされてしまった。近藤投手コーチからアドバイスを受けたカーブを多投しすぎたことで、小笠原本来の強気な内角攻めや得意のチェンジアップが激減し、救援陣を苦しめてしまったというのだ。

 試合序盤は何度もサインに首を振られた武山は「本人的には満足かもしれないけど、今日は度が過ぎる。全球種を使って抑えないといけないのにカーブがいいからといって、それしか使わないのはありえない。前半にインコースを攻められず(終盤への)布石が打てなかった。そのシワ寄せが岩瀬さんとか後ろに行ってしまった」と憤りを隠せない。7回に岩瀬が松山に初球の内寄りスライダーを本塁打されたのも序盤に内角攻めができていなかったことが影響しているという。

「今日(負けたのは)は慎之介のわがままのせいだと思う。そこはアイツに分かってほしい。先発の仕事として内を使わず、自分が抑えればいいやというふうになっちゃうと、後ろの投手にしわ寄せが行く。だったら9回まで1人で投げろと言いたい」とプリプリだ。
 小笠原は自分で考えて投球しようとした結果ではあるが、何とも後味の悪い敗戦となってしまった。