CSまだイケる!巨人強気の根拠とは…

2017年09月07日 16時30分

打線が沈黙し、険しい表情の由伸監督(中)

 巨人は果たしてCSへ進めるのか。6日の中日戦(前橋)は、相手先発・大野の前に打線が前日の猛打から一転、今季ワースト2安打と完全沈黙。0―4で今季10度目の零封負けを喫した。

 高橋由伸監督(42)も「(打線が)手も足も出なかったというのが正直なところ。(大野の)球の力に押されてしまった」と完敗を認めるしかない試合内容。先発田口は5回まで1失点と試合をつくったが、6回に谷に浴びた3ランが痛かった。

 3位DeNAが勝利したため、ゲーム差は再び2・5に開いた。2位阪神との兼ね合いで自力CS進出の望みはわずかながらつながっているが、DeNAとの直接対決は残り2試合しかない。今の状況で下位チーム相手の取りこぼしは痛恨だ。

 それでもチーム内に悲愴感はまだない。6差離れた阪神を捉えるのは厳しい状況だが、ベンチも選手も「DeNAはまくれる」と自信を見せている。その根拠となっているのが残り試合の内訳だ。

 首脳陣の一人は「ヤクルト戦を結構残している(7試合)のが大きい。最下位は決まりの状況で士気は落ちているだろうからね。広島には負けているけれど、月末の残り2試合(の広島戦)は優勝が決まった後だろう。そこを勝ち切ればいける。それにベイはこれからが苦しいから」とソロバンをはじく。

 確かにDeNAは今後がかなり厳しい。残りは巨人と同じ20試合だが、広島と5試合、ここまで7勝10敗と負け越している阪神とは8試合も残している。日程や順位的に“消化試合”とならないゲームが多そうなところも、巨人側が手応えをつかんでいる理由だ。

「ウチはCSに行けさえすれば、一番上まで狙える」と息巻く巨人だが…。まずは週末のヤクルト3連戦を取りこぼさないことが浮上の条件となる。