広島M10!会沢の殊勲打生んだ「赤松効果」

2017年09月07日 16時30分

サヨナラ打を放ち手荒い祝福を受ける会沢翼(右)

<広島4-3阪神(6日)>広島が連夜のミラクル勝利で、いよいよ連覇へのカウントダウンに入った。6日の阪神戦(マツダ)を延長戦の末に4―3でサヨナラ勝ちし、一気にマジックは「10」。3点差をひっくり返しての劇的な白星に、緒方孝市監督(48)は「本当にすごい試合。執念、気持ちで劣勢の8回に追いついて、こうやって2日続けてサヨナラ勝利ができるのだから、選手の頑張りは大したものだと改めて思う」と目尻を下げた。

 死闘にケリを付けたのは途中出場の会沢だ。延長11回、一死二塁から阪神・石崎の直球を強振すると、打球は右翼手の頭上を越え、値千金のサヨナラ安打。同僚からの手荒い祝福を受けた背番号27は「後ろにつなぐ気持ちだった。越えないかなと思ったが、何とか越えてくれてよかった。うちらしい野球で勝てた。これからも一戦一戦、カープらしい野球で戦っていきたい」と笑顔をみせた。

“赤松効果”での勝利だった。この日は胃がんからの復帰を目指す赤松真人外野手(35)の誕生日。さらに退院後、初めて由宇球場での二軍練習へ参加した節目の日だっただけに、ナインは何としても白星で飾ろうと結束。どれだけ劣勢に追い込まれても諦めるわけにはいかなかった。殊勲の会沢は「(今日の勝利が)誕生日のいい記念になれば。ウイニングボールは赤松さんに渡します。僕らが頑張っている姿を見てもらって力にしてもらえればいい。思いは一つなので」とナインの気持ちを代弁した。2位・阪神との対決に連勝し、完全に勢いに乗った赤ヘル。歓喜の瞬間に向けて今後もチーム一丸でラストスパートに入る。