広島・安部“覇気弾”でM12再点灯

2017年09月06日 16時30分

9回、サヨナラ2ランを放ちナインに祝福される広島・安部(中央)

 首位・広島が5日の阪神戦(マツダ)を8―7の逆転サヨナラ勝ちで制し、マジック「12」を再点灯させた。連覇へ近づく大きな1勝を手にした緒方孝市監督(48)は「守りでも攻撃でもいろんなミスがあった。反省は多い試合。ただ、接戦をものにして連戦の頭を勝てたのは大きかった」とニッコリだ。

 勝利の立役者は10年目・安部友裕内野手(28)だ。9回、守護神・中崎が福留に逆転2ランを浴び、敗色濃厚となった直後に劇的な逆転サヨナラ2ラン。この一発を含む3安打5打点の大暴れでお立ち台では「最高です! 7回のタイムリーは覇気で打ちました! これからも一戦一戦という気持ちでやっていきたい。今日は僕の覇気を見に来てくれてありがとうございました!」と代名詞となった「覇気」というフレーズで喜びを爆発させた。

 そんな安部だが、この試合前までは“覇気封印危機”に陥っていた。今季は「覇気」を流行語にすることを目標に掲げて活躍のたびに「覇気で打ちました!」などとこのフレーズを連発してきた。しかし、8月中旬以降は打撃不振に陥り「覇気」の露出は激減。「最近は全然使えていない。あまり活躍できていないので…」と悔しい日々が続いていた。

 しかし、この日は「最後はああやってミラクルな安部の覇気の一打が出て、投手も野手もしっかり頑張ったかいがあった」と指揮官も絶賛の大爆発で晴れて“覇気解禁”。「自分を戒めながら、これからもどんどん言っていけるように頑張っていきたい」という安部。“持ちネタ”普及のため今後も打ちまくるつもりだ。