セ・リーグ2位の阪神が31日のヤクルト戦(甲子園)に1—0で勝ち、今季4度目の同一カード3連勝。貯金は今季最多の「15」となり、この日首位の広島が敗れたため、ゲーム差も「5・5」と縮まった。

 ベテランの鳥谷が4回に2000安打まで残り8本となる中前適時打を放ち、この虎の子の1点を先発の“再ブレーク男”秋山が7回無失点と好投。自身3連勝でチームトップとなる12勝目をマークした。

 これで8月は17勝9敗1分けで終了。広島追撃に向けて再び火が付いた金本監督は「就任当初から8、9月に強いチーム、地力が発揮できるチームをと思っていた。9月も同じ調子でいきたい。5・5差? ずっと言ってるけど、上しか見てない」と腕ぶした。