阪神の“悩める右腕”藤浪晋太郎投手(23)が25日、巨人戦(東京ドーム)遠征中の一軍本隊に合流した。

 当初の予定通り27日の同戦に先発する方向で、5回途中3失点7四死球で即刻二軍落ちした16日の広島戦から最短10日での戦列復帰。藤浪は沈黙を貫いたが、香田投手コーチは「その日(27日の巨人戦)を決めてから、逆算して二軍での登板日となったが、投げっぷりだとか、内容に問題がなかった」と語った。

 藤浪は22日のソフトバンク二軍戦で2回3安打4失点とピリッとしなかったが、24日の同戦では1回1安打無失点。異例の調整を経た今回の復帰戦は中2日での登板となるが、今度こそ名誉挽回できるか。