DeNA連夜のサヨナラ勝ち

2017年08月24日 16時30分

9回、ロペス(中手前)の本塁打に大盛り上がりのDeNAベンチ

 DeNAが23日の広島戦(横浜)に延長10回、7―6でサヨナラ勝ちした。梶谷隆幸外野手(28)が右中間に適時二塁打を放って勝負を決めた。2回までに5点を先行される苦しい展開だったが、徐々に追い上げて1点差で迎えた9回。クリーンアップの3者連続本塁打で劇的なサヨナラ勝利を収めた前夜の雰囲気は残っていた。二死からロペスが2試合連続となる25号ソロを左翼席に叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 そして迎えた10回無死一塁。梶谷が打席に入った。体重が開幕時の92キロから約10キロも落ち、この試合前まで8月は打率1割8分9厘と不振だったが、ラミレス監督は「100%信じて打たせた」とバントのサインを出さなかった。中田の速球を捉えると打球は深々と右中間を破り、戸柱が一塁から激走して生還すると、球場が大歓声に包まれた。梶谷は「バントかとも思ったけど、打たせてくれた監督に感謝したい」と感無量の表情。ラミレス監督は「信じられないよ。梶谷がヒーローだ」と、うなずいた。

 驚異的な粘りで、「逆転の広島」のお株を奪う連夜のサヨナラ劇。梶谷は「点差が離れても誰も諦めなかった」とチームの勝利に胸を張った。