ここ一番のベテラン・武山で中日連敗ストップ

2017年08月24日 16時30分

大野(右)と話す武山

 中日が23日の巨人戦(ナゴヤドーム)に4―1で勝利して連敗を6でストップさせた。先発・大野が7回1失点の好投を見せれば、主砲・ゲレーロがリーグ単独トップの31号先制2ランを放つなど投打ががっちりかみ合う快勝。そんな中で陰の勝利の立役者となったのは、スタメンマスクのベテラン・武山真吾捕手(33)だ。2年ぶりに大野とバッテリーを組むとチームの連敗だけでなく、大野の対巨人戦の連敗も5で止める好リード。森監督も「必死にリードしているのは見えた」と目を細めた。

 実は武山のスタメン起用は前夜の巨人戦で2―9と大敗したことに伏線があった。この試合のスタメンマスクは松井雅だったが、9点を失い8回から武山に代わる。「大量点を取っている巨人打線に武山がどういうリードをするのか見たかったので監督にお願いした」と田村バッテリーコーチが進言したのだ。結果は2イニングを6人でピシャリ。「内容がよかったので、この日のスタメンは武山となった」(田村コーチ)という。

 ベンチの期待に応えた武山は「(大野の状態が)良ければ攻める。悪ければ5回まで逃げ回ろうと思っていたが、今日は真っすぐがよかったのである程度、押せるなと思った。出たときに結果を出さないと若い子になめられますからね」と満足そうにニヤリ。

 田村コーチは「今日ははまったね。でも続けないよ。体が壊れちゃうからね」と話しており、今後も大事なポイントでベテラン・武山を起用していくことになりそうだ。